生産時に以下の事を心掛けています4>
1. 柑橘生産の適性地であること 2. 優秀な生産者のグループであること 3. 完熟等、高品質であること(美味しい食べ物) 4. 個人、園地毎の生産工程管理、出荷管理ができていること 5. 減農薬、減化学肥料等、環境に即した生産であること 6. 除草剤・防腐剤の削減をしていること 取り扱い品種 伊予柑 温州みかん ブラッドオレンジ 不知火(デコポン) はるみ 清見 津ノ香 甘夏 黄金柑 河内晩柑 日向夏 はれひめ 紅マドンナ なつみ(カラー) せとか レモン ライム すい夏柑 等

通称デコポンと呼ばれていますが正式品種名は不知火です。 清見とポンカンの交配種です。 果皮はむきやすく、実を包む袋 (じょうのうといいます)も薄くそのまま食べられます。 糖度も高く、近年人気の品種です。 ネックが出たものと出ていないものがありますが、味の違いはないようです。 糖度が高い分、酸ぬけが悪い年があります。

蜜柑は一般的に柑橘の総称として使われていますが、 9月頃から出回る温州みかんと、 年明け頃から出回る中晩柑 (伊予柑、ネーブル、八朔、甘夏等)とに大きく分類されます。 温州みかんも近年は沢山の品種があり、 専門家でないと判りにくいと思います。 温州みかんは、愛媛、静岡、和歌山が3大産地です。 傾斜地で太陽の光と、海からの反射を受けて育つ場所です。 傾斜地の水はけの良いこと、海の風の当たる所 (台風の直撃を受けやすい)がおいしい蜜柑の産地とされています。 人の力は微力ですが、丁寧に育てていますので、 毎年おいしいミカンが育ちます。

伊予柑(いよかん)です。 明治19年に発見されてから昭和5年に伊予柑として登録され、 昭和30年に愛媛県松山市平田町で選別されたものが今の宮内伊予柑となり、 全国の80%以上を愛媛県で栽培されるようになりました。 ちなみに宮内伊予柑の宮内は農家の人名です。 ですから宮内伊予柑の原産地は松山市平田町です。 のうみん鰍フ宮内伊予柑は平田町を中心に 福角町、高浜町、興居島などで栽培されています。 果実の部会を作り、特別栽培(エコえひめ)や除草剤、 防腐剤などを使わない栽培や、農薬削減、化学肥料削減で作っています。 果肉は柔らかく、果汁も多く、皮をむくときの芳香はすばらしいものです。 1年の一時期しか収穫できないものですから、皮も洗って、 ママレードやピールにしていただき、全部食べきっていただきたいと思っています。