ライムの花
ライムの香り
発ガン抑制効果
ライムの活用法
のうみんとは?
のうみんちゃん
甘夏ソルベ
ジュース
お米
果物
果皮とさのうに含まれる機能成分

ライムの構造



皮の内側にある白い部分
  …アルベド
さのうを包む袋
  …じょうのう膜
ふだん食べる部分
  …さのう  

フラボノイド

カンキツ類に多く含まれるものに、
ナリンギンとヘスペリジンがあります。  
ナリンギンは、フラボノイドの中でも
特に強い苦味があります。
ヘスペリジンは、無味の物質です。
なお、機能性については
古くから研究が行われており、
・抗酸化性
・循環器系疾患の予防
・抗炎症、抗アレルギー
・抗菌、抗ウイルス
など多くの報告がされています。

リモノイド

カンキツ類特有の主要な苦味成分の一つです。 これらのうち、リモニンやノミリンは
果実中では主に配糖体の形で含まれており
熱を加えたり時間 がたったりすると、
強烈な苦味をもつようになります。
そのため、リモノイドが多いカンキツ類を
食べると、口に入れてから若干遅れて苦味を感じます。
なお、リモノイドの機能性については、
近年発がん抑制効果があるとの報告がされています。


テルペン系炭化水素

カンキツ類中に含まれる精油成分
表皮のプツプツした油胞と呼ばれる
細胞の中に含まれており、
皮をむいた時に油胞が壊れて染み出ます。
テルペン系炭化水素の仲間には、
オレンジ臭をもつリモネン、
パイン臭をもつピネンなど、様々な
香りの化合物が含まれています。
なお、リモネンには
・中枢神経の興奮を鎮静化する作用
・発がん抑制効果
などの報告がされています。

果皮と果汁に含まれる機能成分
ポリフェノール
(mg/100g)
 エリオシトリン
ライム:果汁9.7
ライム:果皮94

エリオシトリンとは、

  • カンキツ類ではライムとレモンにしか含まれない
  •   
  • ポリフェノールの一種
  • ライムの果皮に多く含まれている黄色い色素成分
  • ビタミンPとも呼ばれる
  • 抗酸化作用の強い水溶性のビタミン様物質
  •   
  • 脂肪吸収抑制効果
抗酸化作用は、肝臓、腎臓、血清中の過酸化物ができるのを抑え、
酸化ストレスを抑える働きがあります。
酸化ストレスがひどくなると
生体内で活性酸素種の生成と消去システムのバランスが乱れ、
活性酸素種が過剰になる状態を言います。状態が進行すると、
核酸、タンパク質、脂質等を酸化させ、体に障害が生じてきます。

腸での脂肪吸収を抑制する働き→生活習慣病の予防
肥満予防、動脈硬化予防の効果、糖尿病の合併症や高血圧の予防等、
その他、筋肉の老化予防効果やエコノミークラス症候群の予防効果も期待されています。