期末試験
2008年 8月 4日(月)に期末試験を実施しました。 その結果を報告します。
問題および解答例
期末試験の問題と解答例(配点を含む)を公開します。
統計情報
平均点
期末試験の受験者は73名(履修登録86名)で、平均点は47.2点(60点満点)でした。 問題3と問題6で平均点が低い傾向にあったものの、全体としては高い水準となりました。 満点を獲得した4名の受講生の答案は、非常に良いものでした。
番号 | 配点 | 平均点 |
---|---|---|
問題1 | 10点 | 9.4点 |
問題2 | 10点 | 8.4点 |
問題3 | 10点 | 5.8点 |
問題4 | 10点 | 8.9点 |
問題5 | 10点 | 8.6点 |
問題6 | 10点 | 6.1点 |
合計 | 60点 | 47.2点 |
講評
- 問題1
- おおむね正答率は高いが、(3)と(4)の正答率がやや低かった。 JavaScript と Java を混用することのないように注意してほしい。
- 問題2
- おおむね良くできていた。 ただし、「ハイパーリンク」のところを「ハイパーリング」と誤記したり、「ブラウザ」のところを「プラウザ」と誤記する解答があった。
- 問題3
- Web サイトの運用管理に関する設問である。 トップページの HTML ファイルの名前に index.html を使う理由が的確に記述されていない解答が多かった。ただ与えられた手順に従うのではなく、「なぜそうするのか?」と常に考えながら制作にあたってほしい。
- 問題4
- CSS に関する設問である。 学習の成果が発揮されたためか、おおむね正答率は高かった。 設問(2)では、マージンとパディングの違いを正確に記述していない解答が見られた。
- 問題5
- 動的な Web ページの設計に関する設問である。 CGI で実現できる機能として、アクセスカウンタや掲示板などその動作原理を理解しているもので記述すると答案が作りやすいように見受けられた。また、 JavaScript と CGI の違いが現れる事例については、時刻の取得に関する違いをクライアントサイドとサーバーサイドで動作するという観点から説明できたものが多かった。
- 問題6
- HTML の記述に関する設問である。 HTML タグの記述が正確にできているか、使用する要素名や属性は正しいか、という観点から採点した。設問(2)では画像を使うことから、アクセシビリティに配慮して alt 属性をすることが肝心である。