松山大学:檀研究室

経営学部情報コースにおける研究や教育などに関する情報

研究発表

2016年 2月27日(土曜)に学習院大学のスペクトル理論セミナーにおいて、 Schrödinger 作用素や Dirac 作用素など量子系の数理構造に関する最新の研究成果を発表しました。 講演タイトルは "Lieb-Thirring inequalities for eigenvalues of Schrödinger and Dirac operators" です。 与えられた60分間の発表時間で、特に Dirac 作用素における Lieb-Thirring 不等式に証明を与えるなど相対論的効果を考えた量子多体系へのアプローチに挑戦しました。

当日は、ミュンヘン大学(ドイツ)の滞在中にサバティカルを受け入れていただいた Heinz Siedentop 先生と再会することができたとともに、彼の最新の研究成果を聴講することができて有意義な時間を過ごすことができました。

発表資料