2016年12月10日(土曜),獨協大学(埼玉県草加市)において開催された第47回天野杯ドイツ語弁論大会で,檀ゼミ4年次生の南萌子さんが第三部(天野杯)で準優勝を飾りました。
彼女が出場した第三部(天野杯)は難易度の高い最上位の区分で,ドイツ語スピーチを発表するとともにドイツ語による質疑応答の内容で審査されました。 応募者10名から書類選考を通過した5名のドイツ語上級学習者がエントリーする中で,彼女はミュンヘン留学で経験した事例から「難民」について考えた Als Ausländerin in Deutschland (ドイツで外国人であること) をテーマに弁論を展開し,ドイツ語ネイティブ話者を含む審査員によるドイツ語の質問に対して的確かつ丁寧に回答していたのが印象的でした。
大会終了後の懇親会では,慶応義塾大学,日本大学,筑波大学など全国から参加した学生と話をすることができました。 多くの学生たちはドイツ語圏への留学経験があるだけでなく,その貴重な体験を踏まえた夢の実現に前向きに一生懸命取り組んでいる様子に,情熱的な姿勢を感じ取りました。
今回で47回目を迎える素晴らしい大会は,獨協大学ドイツ語会話研究会の学生たちが運営していました。 心からの行き届いたおもてなしを受けることができまして,ありがとうございました。
今回の獨協大学までの旅費の一部援助のために,学内有志の教職員には,ご協力いただきました。 この場を借りて,感謝の気持ちを申し上げます。
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