ドイツ語アクティヴU


 @ドイツ語アクティブU(前期)

 4単位・2年次以降・通年・黒田晴之
 サブタイトル:ドイツ語圏への留学に挑戦する

 授業科目のテーマと内容:
 この授業は松山大学夏期ドイツ語研修の準備講座ですが、ドイツ語を学習したいひとならだれでも歓迎いたします。さらに今年度から夏期ドイツ語研修は、ドイツ語の上級科目を一つ履修することが義務付けられていますので、これに参加する人にはお勧めの授業だと言えます(ただしアクティブUを強制するものではありません)。
 なかでも去年に夏期ドイツ語研修を引率した経験を踏まえて
−両替・カードによる引き出しの仕方(City Bank が便利)
−航空券の買い方(ドイツではかなり安い)
−KDD Super World Wide カードの使用法(これさえ日本で買っておけば現地通貨がなくとも全世界で電話できる)
−インターネットでのチケットの買い方(カード決済でドイツの宿泊先にチケットを郵送してもらう)
−さらに去年から訪問先となったフライブルクで環境施設を視察するための基本語彙
も授業に盛り込みます。
 なお希望者には日本独文学会とドイツ文化センター(Goethe-Institut)主催の「インターウニ・ゼミナール」への参加もサポートします。これは全国の大学から集まった教員と学生がドイツ語の学習をとおして交流するもので、1999年度の8名に引き続き2000年度も7名の学生が松山大学から参加し、動機付けの点で多大の実績をあげました。このゼミに興奮してドイツ語にますます意欲的に取り組んでいる先輩方に続いてください。

 授業科目の内容・具体的授業計画及び進度:
 第1回 自分や家族を紹介する
 第2回 松山(または出身地)とプリーン
 第3回 パンフレットから情報を引き出す
 第4回 インターネットとドイツ語
 第5回 買い物をする・レストランにて
 第6回 交通機関、駅で切符を買う、小旅行の計画
 第7回 病気を伝える、薬局で薬を買う
 第8回 郵便局で、電話のかけかた
 第9回 提案をする、断る
 第10回 自分の意見を言う、相手に意見を聞く
 第12回 ミュンヒェン、ヴィーン
 第13回 フライブルグと環境政策
 第14回 授業のドイツ語

 教科書:
 コラージュで学ぶドイツ語−アキコのシュヴァルツヴァルト旅行記 山取清他 三修社 ISBN4-384-12167-9 (フライブルク訪問を準備するのに最適)
 必携ドイツ文法総まとめ 中島悠爾他 白水社 ISBN:4560004331(これ一冊で孫の代まで十分)

 ドイツ語アクティブTとレヴェルの違いはありません。


Aドイツ語アクティブU

 4単位・2年次以降・通年・松尾博史
 サブタイトル:海外ドイツ語夏期研修(Prien)事後講座

 授業科目のテーマと目的:
 通年科目だが,前後期で担当者が交替する。
 後期は,海外研修の経験を通して,不足していたドイツ語力を補い,さらなるコミュニケーション能力向上につなげるための練習を行う。ドイツ語での手紙やe-mailのやり取りなど,現地で知り合った人たちとの交流もサポートする。また,プリーンやフライブルクでの環境施設視察で得た情報の理解を深め,情報収集能力と読解力を高める。

 授業科目の内容・具体的授業計画及び進度:
 1. Was habt ihr in den Sommerferien gemacht? --報告と質問
 2. Tips in Prien/ Matsuyama --プリーン・松山耳より情報制作
 3. Schreiben wir einen Brief/ eine e-mail! --メールの書き方
 4. Meinung und Gefühl --意見と感情表現
 5. Umweltschutz: was und wie? --環境保護について
 6. Deutsch(land) in Internet --ドイツ(語)のメディア
 等々の内容を取り扱う予定である。進度と内容については受講生の希望も参考にしたい。

 参考書:
 今泉みね子 『ドイツを変えた10人の環境パイオニア』白水社 4-560-04061-3
 今泉みね子 『みみずのカーロ』合同出版 4-7726-0243-7
 資源リサイクル推進協議会編『徹底紹介 環境首都フライブルク』中央法規出版 4-8058-1566-3
 林哲裕『ドイツ企業の環境マネジメント政策』 三修社 4-384-01133-4
 川名英之『こうして…森と緑は守られた!!』 三修社 4-384-01104-0
 関口一郎『マイスタードイツ語コース』(1.文法,2.表現,3.語法)大修館書店 4-469-11058-2,4-469-11059-0,4-469-11060-4
 その他,授業中に指示する。

 評価の方法:
 前期50点,後期50点の合計100点満点。後期については,出席と授業への参加度(含宿題)70%,レポート30%の比率で評価する。

 その他留意事項について:
 海外ドイツ語夏期研修(Prien)準備・事後講座とサブタイトルにはあるが,ドイツおよびドイツ語に興味があるのであれば,海外研修に参加しない学生も大歓迎です。一般学生も研修参加者と同じように授業に参加し貢献できるよう,テーマ設定や課題などは配慮します。
 ドイツ語アクティブTとの難易度差はありません。ドイツ語アクティブUだけの受講も可能ですし,ドイツ語アクティブT・Uの同時受講も可能です。


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