講義案内(シラバス)
サブタイトル
システムアドミニストレータ入門
授業科目のテーマと目的
情報システムの活用によって業務効率の向上を目指すシステムアドミニストレータの役割を理解し、ネットワークやデータベースなどの情報技術(IT)に関する基礎知識を習得する。
授業科目の内容・具体的授業計画及び進度
前期はコンピュータシステムについて基礎から学ぶ。 具体的には、ハードウェアとソフトウェアの特性、ネットワークやデータベースなどの技術、セキュリティに関する必要知識を習得し、以下の分野について問題演習に取り組む。
- コンピュータシステム
- システムの開発と運用
- セキュリティ
- 標準化
- 情報化と経営
後期は、コンピュータシステムに関する基礎知識を応用し、事例研究にあたる。例えば、表計算を利用したデータ分析、データベースを利用した経理業務の情報化、Webのアクセス解析といったテーマについて、PC教室における実習で体験する。
教科書
初回授業時に指示する。
- 2007年版 初級シスアド 標準教科書
(早川芳彦ほか/オーム社/4-274-20334-4) - 2007年版 初級シスアド 標準問題集
(早川芳彦監修/オーム社/4-274-20337-9)
参考書
各テーマに応じて適宜紹介する。
評価の方法・基準
出席状況および授業での取り組みについて総合的に判断する。 さらに、初級システムアドミニストレータ試験または基本情報技術者試験の資格取得状況を加味する。
学習の到達目標
国家資格として実施される初級システムアドミニストレータ試験(情報処理技術者試験)に合格する水準に到達することを目標とする。
その他留意事項について
夏季休暇中の宿題として、各自でテーマを決めてブログまたはホームページを作成し、アクセス向上のための工夫をすることが求められる。