松山大学 経営学部 檀研究室 > 情報処理論(応用) > 授業の記録

2006年12月12日の記録(授業資料 PDF

今回からソフトウェア開発をテーマとする講義に入ります。

プログラミングによって完成したソフトウェアは、適切に配布しなければなりません。 Visual Studio では、セットアップ・プロジェクトで配布用のインストーラまで作成できます。 今回の実習では、前回までに作成したアプリケーションにインストーラを付けてセットアップできるところまで進みました。

プログラミングの前処理として、開発するソフトウェアの仕様を固めなければなりません。 利用者と開発者が異なる場合、利用者の要求するソフトウェアの水準と開発者の理解には、一般的に大きなギャップが存在します。 要求定義と設計書作成によって、両者の思惑が一致するように正確にソフトウェアの仕様を固めます。 特に、開発者が多人数に及ぶ場合には、ソフトウェア設計書(外部設計書・内部設計書・モジュール設計書)の作成が役に立ちます。

最終課題として制作する作品のソフトウェア設計書(外部設計書)を作成し、ドキュメント化の難しさを体験してもらいたいと思います。 結果は、次回のピアレビューで明らかになります。