松山大学 経営学部 檀研究室 > 情報処理論(応用) > 授業の記録

2006年11月14日の記録(授業資料 PDF

今回でグラフィックス処理は3回目となりました。 気合いを入れて準備した例題は、正多角形を描画するプログラムとデジタル時計プログラムの2本立てです。

正三角形を描画するプログラムを作成したときには、頂点の座標は手計算で求めました。 しかし、正5角形、正6角形、……と一般的な正多角形を作図するには、計算が煩雑です。 そこで、座標を計算するために Math クラスの機能を使って三角関数の値を求めました。

プログラミングで数学関数を使うときには角度としてラジアンを単位とする弧度法を使うことが多いので、この機会に慣れておいてください。 受講生にとって、高校で学習した(はずの)三角比・三角関数が役に立ったのは初めてなのではないでしょうか。

今回の課題は、アナログ時計のプログラムです。 長針と短針の表示位置に注意して、作成してください。


受講生の声

例題はできても課題ができない!!という状況で焦っています・・・ がんばります!!
例題は指示された通りの手順で簡単にできますが、課題は内容を理解した上で作成しなければ、特にプログラムのロジックの部分で苦労するのではないかと思います。 また、課題に取り組む中で、授業内容の理解を確かなものにするという側面もあります。 がんばって取り組んでください。