松山大学 経営学部 檀研究室 > 情報処理論(応用) > 授業の記録

2006年11月10日の記録(授業資料 PDF

今回は、グラフィックス処理の2回目となりますが、例題として将棋盤のようなマス目をプログラムで描かせてみました。

DrawLine メソッドを使って線分を描画することは前回と同様です。 そのとき、2つの端点の座標を指定する必要があります。 ひとつひとつの線分をひとつひとつのメソッドで描画することもできますが、それでは手間がかかります。 そこで、 For ステートメントによる繰り返しの処理を実装し、規則正しく並んでいる線分の座標を計算しながら、一度にまとめて描画しました。

今回の課題は、見た目は易しいプログラムに思えますが、上記の流れを理解していないとプログラムを組めません。 よく分からない場合、ひとつひとつの線分をひとつひとつのメソッドで描画してみて、その作業の中から規則性を見出してください。 すると、効果的に For ステートメントを使ったプログラムが書けるようになります。

楽をしようと思えば、頭を使わなければなりません。