松山大学 経営学部 檀研究室 > 情報処理論(応用) > 授業の記録

2006年10月20日の記録(授業資料 PDF

今回から数回にわたって、テキストエディタの作成に入ります。

.NET framework の最大のメリットは、 Windows 上で動作するアプリケーションを簡単に作成できることにあると思います。 広く使われている「ファイルを開く」ダイアログなどの機能を備えているため、プログラマには一から部品を作る手間が省ける一方、ユーザには共通のインターフェースを提供できます。 従来のプログラミング環境でテキストエディタを作成するのは上級者の挑戦領域でしたが、現在では大きく様変わりしたように思います。

今回は、テキストエディタの基本機能を実装し、ファイルを開いたりファイルに保存したりすることができるようになりました。 やや煩わしいコードを記述しなければなりませんが、プログラムが動いたときの感動は心地よいものでしょ? そうした感動を積み重ねていくことが、プログラミング学習の上達のステップです。


受講生の声

前回の課題は、難しかった。
どうしても "0で割る事はできません" の表示を出せませんでした。
通常の課題に加えて、学習の進んでいる学生には、その都度、特別課題を出しています。 割る数が0の場合、計算を回避してエラーメッセージが出るようにプログラムを改良してみてください。 そのとき、コード中のどの場所で0値の判断を行えばよいのかを検討しましょう。
先週は事情があって休んでしまいました。 ごめんなさい。 授業前に先週分の PDF を読んだけど、さっぱりでした・・・ もう絶対休まないようにします!!!!
私は、1回くらい休んでもついていけるような授業はしないように心がけています。 時間も授業料も“もったいない”でしょ。 だから、決して授業をサボってはいけません。 1回休むと、その分を取り戻すのに多くの努力が必要です。 最終回まで進んだら、きっと得られるものは大きいと信じています。
今回の授業で製作課題の片鱗が見えた気がします。 しかし、どういったアプリケーションを作成すればいいか皆目見当もつきません。 サンプルになるような学生の過去の作品とかが見てみたいです。
まだ全体の3分の1しか授業を消化していないので、どんなアプリケーションを制作するのか見えていなくても仕方のないことです。 授業で例題やサンプルプログラムという形で種をまいていますが、その中から気に入ったものを育てていけば良いでしょう。 私の授業の1期生である君たちの作ったアプリケーションは、サンプルとして後輩たちの見本になるはずです。
朝晩の気温の変化についてけません・・・。 風邪気味です・・・ でもがんばります。
このところ、気温の日較差が大きいので、風邪など体調管理にはくれぐれもご注意を!