1140. 自己レス Re^5: ローラの胸中 とら  2005/09/23 (金) 11:14
すみません。自己レスです・・。

> アルマンゾに関しては、学校で起こった姉とローラの間の出来事を、噂か何かでもし耳にしたとしたら、ローラの事をますます好きになったんじゃないかな?と思います。私の勝手な想像ですが・・笑
>

確か『ロッキーシリーズ』のどこかで、アルマンゾとローラが新しいストーブの事で喧嘩になった時に、
「お父さん(アルマンゾ)がお母さん(ローラ)を好きになったのは、そういうお母さんのがんこな所が気に入ったんだけどね・・」
とローズにいう場面がありますよね。

それを読んだとき、ローラの学生時代の事を言っているのかな〜と思ってました。

あとローズの学校で先生に対するいたずらがあった時も、アルマンゾがその話を持ち出そうとしていた気が・・・



1139. Re^4: ローラの胸中 とら  2005/09/23 (金) 11:07
たかしさん、本当に丁寧なコメントありがとうございます。

> でも、それがあったのは主として学校時代のことで、(同居していたわけでもないから)以後はそれほどでもなかったのでは?

同居していなかったし、学校時代にいろいろあった後は、イライザもデ・スメットに住んでいなかったので、大丈夫だったのかな?とは私も思いました。

> 実姉とはいえ、当時の彼のEJに対する気持ちは、むしろローラの側に傾いていたということで、意気投合していると思います。

アルマンゾに関しては、学校で起こった姉とローラの間の出来事を、噂か何かでもし耳にしたとしたら、ローラの事をますます好きになったんじゃないかな?と思います。私の勝手な想像ですが・・笑

『ロッキーリッジ』シリーズは、ローズの視点で書かれている事もあって、イライザおばさんの行動力のある所などが、好意的に書かれてる部分も多いですよね。ローズという大切な娘を預けたわけですし、アルマンゾとローラも、姉として一定の評価はしていたのでしょうね。

私はまだ翻訳されていない『On the Banks of the Bayou』と『Bachelor Girl』を読んでいないので、近いうちに原書を手に入れて読んでみたいと思います。(英語は苦手ですが---)
特に『On the Banks of the Bayou』はEJもたくさんでてきそうですし、少しEJの視点でも読んでみたいですね!



1138. Re: ありがとうございます 矢次 [URL]  2005/09/22 (木) 08:36
ゆずぽんさん、こんにちは。

掲示板も含めて、これからも「小さな家」のページをよろしくお願いします。この場で質問していただくと、みんなで情報のシェアーができます。たかしさんが答えてくださった情報をありがたいと思っているのは、ゆずぽんさんだけではないはずです。



1137. Re^4: ローラの胸中 矢次 [URL]  2005/09/22 (木) 08:31
たかしさん、こんにちは。

いつもながらの丁寧なレスと情報、ありがとうございます。

ネリー・オルソンはともかくとして、EJやブルースターの奥さんに肩入れして「小さな家」を読んだり、当時のアメリカの様子を検証することはできないかな、と時々思います。試みたことがあるという方や、今後試みたいという方がいらっしゃれば、書き込みをお願いします。



1135. ありがとうございます ゆずぽん  2005/09/21 (水) 23:04
たかしさん、ありがとうございました。残念ながら、原書を読む力はありませんので、いつか・・と気長に待っていたいと思います。管理人さま、これからも時々のぞかせていただきます。



1134. 追伸とRe^2: はじめまして  たかし  2005/09/21 (水) 22:22
それから、ロッキー・リッジのシリーズは創作だとしても、読んでいて全くのフィクションだとも思えないですね。ローラの作品や研究成果としての事実と符合するところがたくさんあります。マクブライドさんはローズといつも一緒にいて話を聞いていたようだし、ローズの文章・手紙もつぶさに調べているようです。でも、ほんとのところは本人に聞いてみないと分からないし、マクブライドさんが亡くなった今では確かめようもありません。できれば、アンダーソンさんあたりに検証してもらえるとファンとしてはありがたいですが。

「The Caroline Years〜クアイナー家の物語〜」は原書では6巻か7巻刊行されていると思いますが、福音館の翻訳本は4巻で終わりとか。理由はキャロラインが成長して児童書の範疇外になったから。確か5巻目ぐらいでチャールズと出会うのではなかったでしょうか。
でも、待てばいつか「海路の日和」がないとは、限らないかも?無責任だけど。その気のある人は、原書で読まれたほうが早いかもしれません。



1133. Re^3: ローラの胸中 たかし  2005/09/21 (水) 21:23
イライザ・ジェーンがアルマンゾの姉だったという意味では、読んでいて確かにそういうこだわりは感じますね。
でも、それがあったのは主として学校時代のことで、(同居していたわけでもないから)以後はそれほどでもなかったのでは? でないと、1941年当時、すでにイライザはいなかったとしても、なかなか実名では発表出来ませんからね。ネリー・オルソンにしても、ブルースターの奥さんにしても、そういう人は実名では書いていませんから。確かに好きではなかったのでしょうが、親戚だし、昔のことで、アルマンゾの前で実名で書いても許される程度には理解し合えた間柄だったのではないのでしょうか?

また、デ・スメットではアルマンゾは兄のロイヤルと行動を共にしていて、EJとは一線を画していたのだし、第一、アルマンゾ自身がEJを煙たがっていた(アルマンゾと仲がよかったのはロイヤルとアリスだった)。だから、実姉とはいえ、当時の彼のEJに対する気持ちは、むしろローラの側に傾いていたということで、意気投合していると思います。

「昔からはEJはそうなんだ。家族の中で、EJの決めたことことに逆らえる者は誰もいないんだよ」とか、「EJと議論して勝てる者などいない」とかいう意味の記述が出ていたと思いますが、そういう女性だと思いますね。彼女の独立心に富み、前向きで行動的なところをローズは評価したし、周囲の気持ちにお構いなく考えを押しつける自己中心的でおせっかいなところが、ローラやアルマンゾには鼻についていたのかもしれません。ただ、ローズを預けたのですから、その実行力はローラも評価したと思います。そのお陰で、ジェームズは破産したのだけど。(^^)



1132. Re: はじめまして 矢次 [URL]  2005/09/21 (水) 17:13
ゆずぽんさん、こんにちは。管理人の矢次です。

> キャロラインシリーズの5巻目

この辺の情報に管理人はうといです。どなたかご存知の方、書き込み、お願いします。



1131. はじめまして ゆずぽん  2005/09/21 (水) 17:01
はじめまして。大草原シリーズが好きな一人です。特に長い冬が好きです。ところで、キャロラインシリーズの5巻目はまだ発行されないのでしょうか。情報を求めています。早く読みたいです。



1130. Re^2: 追伸(Re^2: ローラの胸中) 矢次 [URL]  2005/09/21 (水) 16:26
とらさん、こんにちは。

トウモロコシの粉はそういう用途に使うのですね。パンケーキも天ぷらも美味しそう。

ローズの高校進学の経緯はそう言えば、そうでしたね。

> でもキャリーの事が真実なら、許せたローラはやっぱりすごいと思います。

確かに。ローラはワイルダー先生に反発できるだけの強さを持っているけど、弱々しい印象のキャリーに、あの仕打ちはひどいですよね。



1129. Re: 追伸(Re^2: ローラの胸中) とら  2005/09/20 (火) 21:18
高山は30度はなかったですが、日差しはまだまだ厳しかったです!
そう重要な事を書き忘れていましたが、飛騨は実はりんごの産地なんです。
この事と、昨日書いたことが私にロッキーリッジを連想させました。
とうもろこしの粉、結局買わなかったのですが、袋の裏には
・てんぷらの衣にするとサクサクになる
・パンケーキに使うとおいしい
と書いてありました。とうもろこしのパンケーキおいしそうですよね!

> しかし、そんなEJにローラは娘のローズを託している、つまり、ローズはEJの家に下宿して高校に通ったわけですが、少なくともこの頃は義姉として信頼してたということ?

そうですね、どこまでが真実でどこまでがお話なのかはわからないですけど、
確か『この楽しき日々』で、イライザはアルマンゾとローラの結婚式を計画してますよね。
また、『ロッキーリッジの新しい夜明け』(これはフィクション?)では、イライザがロッキーリッジに訪問している間にローズの高校進学のお世話を申し出て、ローズも両親に懇願して家を出ることになりますけど、その時もローラとアルマンゾはイライザの滞在に少し迷惑してる風ですし。
(ローズは結構慕っていたみたいですけど)

離れて暮らしている分にはいいけど、近くにいると大変!な
日本にもよくいる、世話好きのおばちゃん(笑)みたいな存在だったのでしょうか?

でもキャリーの事が真実なら、許せたローラはやっぱりすごいと思います。



1126. Re: 小ネタIII 矢次 [URL]  2005/09/20 (火) 18:22
ioio2003さん、貴重な映像とCD情報、ありがとうございます。

fiddlerの後に映っている白い家は、確かに、マンスフィールドのローラの家ですね。

Bruce HoffmanのCDを買って、演奏を聴いてみたいものです!



1125. 小ネタIII ioio2003  2005/09/19 (月) 12:38
100年以上の時を越えてよみがえる正真正銘PaのFiddleでの実演です。(マンスフィールドにて)
曲はOld Dan Tucker。しばしば実話に登場するのでPaが好きな曲だったのでしょう。

http://www.med.kyushu-u.ac.jp/~kojsakai/laura/Pa-fiddle.MOV

Far over the prairie rang Pa's big voice and Laura's little one, and faintly from the creek bottoms came a last whoop from Mr. Edwards.

"Git out of the way for Old Dan Tucker!
He's too late to get his supper!"
 =Little House on the Prarieより=

惜しむらくは、このFiddlerの腕前がいまいちということでしょうか。
マンスフィールド売店で売られていたBruce HoffmanによるPaのFiddle演奏のCDが疑いもなく素晴らしい一本です。



1123. 追伸(Re^2: ローラの胸中) 矢次 [URL]  2005/09/19 (月) 10:34
[1122]の追伸。

ローラと先生時代のイライザ・ジェイン(以下、EJ)の間に起きたことがすべて真実だったかどうか、私の中で曖昧ですが、好きな先生だったのであれば、物語の中であんな風には書かないでしょうね?

しかし、そんなEJにローラは娘のローズを託している、つまり、ローズはEJの家に下宿して高校に通ったわけですが、少なくともこの頃は義姉として信頼してたということ?

この辺の経緯についても、何かご存じの方は書き込みをお願いします。



1122. Re: ローラの胸中 矢次 [URL]  2005/09/19 (月) 10:30
とらさん、こんにちは。

飛騨高山、私は高校時代に行き損ねて以来、一度も行ってないです。もう随分と涼しいのでしょうね。とうもろこしの粉は何に使うものなのでしょう?

> アルマンゾと付き合う時にイライザの事は気にならなかったんでしょうか?

言われて見れば確かに・・・。

ただ、ローラはともかくとして、イライザ・ジェインは弟とローラの結婚に盛大な結婚式を挙げさせたいと思っていましたよね?違いましたっけ?

みなさま、感想など等、書き込みをお願いします。



1121. Re^3: はじめまして 矢次 [URL]  2005/09/19 (月) 10:19
Tontsu-さん、こんにちは。

実際に本を手にとって選ばれるのがいいと思いますよ。

・・・ここで思い出しましたが、卒論を書くときに、中心的に扱う本はペーパーバックではなくハードカヴァーを買った方がいい、と大学の先生に言われたことを思い出しました。卒論に使った本は後々思い出になるから、という理由です。

卒論じゃなくても、何度も読み返すであろう本はハードカヴァーで買うといいかもしれません。



1120. ローラの胸中 とら  2005/09/18 (日) 20:49
矢次さん、みなさん3連休いかがお過ごしですか?
私は昨日今日と、飛騨高山に旅行に行ってきました。
特産の木の家具を見たり、滝のたくさんある山を登ったりして、何となくロッキーリッジを思い出しました。(とうもろこしの粉も売ってたし!)

> そんなご遠慮なさらずに、ご感想でも、「小さな家」のお好きなところでも、書き込んでください。

お言葉に甘えて、早速みなさんに聞いてみたいことを書き込みします。

『大草原の小さな町』でイライザジェーン(ワイルダー先生)は、ローラとキャリーにつらくあたりますよね?
それなのに、その弟にあたるアルマンゾとローラは親しくなっていくわけですけど、アルマンゾと付き合う時にイライザの事は気にならなかったんでしょうか?
私だったら・・自分の妹をひどい目にあわせた人の弟って事で、どんなステキな男性でも躊躇してしまいそうなんですけど・・。

矢次さんやみなさんはどう思われますか?
もしよかったら教えてください。



1118. Re^2: はじめまして tontsu-  2005/09/16 (金) 23:01
お返事ありがとうございます。
> 原書の「小さな家」、本文はもどれも同じなわけで、違いがあるとすると、予測されるのは表紙の感じが違うとか、挿絵の多い少ないがあるということくらいでしょうか・・・。
そうですよね、訳じゃないから本文は変わりませんよね(^^;)
うっかりしてました。
実際にいくつか見てから選ぼうと思います。

> 最後になりましたが、tontsu-さん、受験勉強、がんばってください。
ありがとうございます、がんばりま〜すo(^^)o



1116. Re: はじめまして 矢次 [URL]  2005/09/16 (金) 15:31
とらさん、こんにちは。「小さな家」のページ、管理人の矢次です。

> 私の方から矢次さんやみなさんに『小さな家』に関する情報を提供する事はほとんどできないと思うのですが、

そんなご遠慮なさらずに、ご感想でも、「小さな家」のお好きなところでも、書き込んでください。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします。しかし、「同じ教育機関」にお勤めとは!



1115. はじめまして とら  2005/09/15 (木) 20:52
矢次さん、みなさん、はじめまして。
とらと申します。

子どもの頃から『小さな家シリーズ』が大好きで
30近くなった今でも枕元に置いて何度も読み返している者です。
数年前、ローラの娘ローズを主人公にした『ロッキーリッジシリーズ』を偶然見つけて買い求めたのですが、第6巻からの続きがなかなか発行されない事が気になり、インターネットで調べていた所、こちらの素敵なサイトに巡り合う事ができました。

こちらのサイトに矢次さんが書かれていた事、また掲示板でみなさんがコメントされていた事、本当に新しい発見ばかりで、私の中の『小さな家』の世界がぐんと広がりました。
また、みなさまの『小さな家』を愛する気持ちが伝わってきて、こんなにたくさんのファンがいらっしゃるんだ。と、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

私の方から矢次さんやみなさんに『小さな家』に関する情報を提供する事はほとんどできないと思うのですが、このサイトと掲示板に出会えた事が、私にとって本当に喜びだった事をお伝えしたくて、思い切って書き込みしました。
こんな私ですが、よろしければ時々お話に参加させてください。

#余談ですが・・私、多分矢次さんと同じ教育機関に勤めていると思います。所在地は違いますが。こんな素敵な英語の先生がいらっしゃる授業はきっと楽しいでしょうね!

最後になりますがこれからも「小さな家」のページと掲示板を心より応援しています。



1114. Re: はじめまして 矢次 [URL]  2005/09/11 (日) 14:24
tontsu-さん、こんにちは。「小さな家」のページ、管理人の矢次です。

原書の「小さな家」、本文はもどれも同じなわけで、違いがあるとすると、予測されるのは表紙の感じが違うとか、挿絵の多い少ないがあるということくらいでしょうか・・・。字の大きさや行間に違いがあるかもしれません。私は数年前に「大きな森」だけ買い換えましたが、表紙の感じが古いものの方が好みでした。が、古いものはきっと今では入手不可能でしょう。この辺について、お詳しい方、ぜひ書き込みをお願いします。

Penguin Books等で英米の小説を買うときは、誰がイントロダクションを書いているかとか、参考文献一覧は充実しているかとかが、選ぶポイントになるような気がしますが、「小さな家」シリーズでイントロ等がついているものはきっとないですよね? あれば、それもご存知の方はぜひ書き込みをお願いします。

最後になりましたが、tontsu-さん、受験勉強、がんばってください。



1113. はじめまして tontsu-  2005/09/10 (土) 09:36
はじめまして。
私は小学校3,4年のときに「小さな家」シリーズに出会って、虜になりました。
いま高3ですが、今でも思いつくと勉強そっちのけで読みふけってしまいます。でもまだ原作を読んだことがありません。
受験が終わったら原作に取り組みたいと思っているのですが、お勧めの出版社などありましたらぜひ教えてください。



1112. Re^3: ローラの「大草原時代」の年齢について 老犬ジャック  2005/08/24 (水) 08:36
矢次さん、早速に分りやすくお教え頂きまして有り難うございました。
以前からの疑問のひとつが、氷解しました。



1111. Re^2: ローラの「大草原時代」の年齢について 矢次 [URL]  2005/08/23 (火) 17:06
[1110]の補遺。

当初からローラが人生の物語を書こうとしていたのではなく、貴重な体験と思われる思い出を物語として残したかっただけで、それが「小さな家」シリーズになるまでには、編集者的なローズの役割が大だったと思うのです。

2歳のローラがカンザスの大草原で過ごした物語を最初にしなかったのは、物語の主人公として2歳はまだ若すぎると、ローラなりローズなりが判断したためでしょう。



1110. Re: ローラの「大草原時代」の年齢について 矢次 [URL]  2005/08/23 (火) 16:54
老犬ジャックさん、こんにちは。

ご指摘の通り、『大草原の小さな家』はローラが6〜7歳の物語ですが、実際にローラがカンザスの大草原の6〜7歳の時に住んでいたわけではありません。

> ローラはあえて、違わしたのでしょうか?

(以下、私の予測ですが、もしかしたら、どこかで読んだ情報が混ざっているかもしれません。間違いもあるかもしれません)

「あえて、違わした」というのではなく、子供時代の経験をもとにして物語を書いただけで、ローラは事実にこだわらなかったのでは? 「小さな家」をシリーズ化する計画は1935年頃にできたようですが、たぶん、これは、『大草原の小さな家』についての読者の反応を見て、ローズが考えたことではないかと思うのです。

つまり、まず『大きな森の小さな家』でウィスコンシンの森での一年間を描いてみた。そして読者の反応を見て、『農場の少年』で夫が東部の農場で過ごした一年間を描き、さらに読者の反応を見て、それでは森とは環境が大きく異なるカンザスの大草原で過ごした一年間の物語を続きとして書こうということになった。その後、続きが読みたい等々の読者の反応を見て、シリーズ化しようということになった・・・

ローラ自身は(売れる売れないも含めた)読者の反応を気にしなかったかもしれませんが、プロの作家でジャーナリストのローズは明らかに読者を意識していたはずですし、実際に書いたのはローラであったとしても、一年間というスパンの物語を書いたら、とか、次の物語は今までとは違う舞台設定にしたら、というようなアドヴァイスを、きっとローズはしていたと思います。シリーズ化したら面白いんじゃないかというのも、ローラが考えたことというよりも、状況からローズが判断したことではないかと思います。



1109. ローラの「大草原時代」の年齢について 老犬ジャック  2005/08/23 (火) 15:21
老犬ジャックです。ご無沙汰しています。
少しお聞きしたいのですが、シリーズ第3巻「大草原の小さな家」は、
ローラが六歳から七歳の時のこととなっていたように思いますが、そうすると、この掲示板の関連年表と合いません。
ローラはあえて、違わしたのでしょうか?

過去の投稿を検索すれば、どこかに書いてあるのかもしれませんが、根気が続きません。よろしくお願いします。



1108. Re^2: お久しぶりです(足沢訳「小さな家」) 矢次 [URL]  2005/08/22 (月) 18:20
自己レスです。

> 足沢さんの新訳の「小さな家」

草炎社から7月に『大きな森の小さな家』が出版されていますね。読まれた方はぜひご感想を書き込んでください。訳の感じはどんなでしょう?



1107. Re: お久しぶりです 矢次 [URL]  2005/08/22 (月) 12:46
ゆうさん、お久しぶりです。私は元気ですよ。

そうか、ゆうさん、もう5年生なのですね。私は「巡礼」に中学生くらいの頃からずっと行きたくて、でも、2000年にやっと行けたわけで、いったい何年思いつづけたやら・・・。

> 足沢さんの新訳の「小さな家」

出ているのですね。知りませんでした。情報、ありがとうございます。また、書き込んでくださいね。



1106. お久しぶりです ゆう  2005/08/21 (日) 13:48
一年ぶりぐらいでしょうか、久しぶりに書き込みます。
矢次先生お元気ですか?

大学5年生の夏だというのに今年も結局「巡礼」には行けませんでした。なかなか難しいですね。皆様の報告を読んで我慢です。

留学から帰った後、就活やら何かと落ち着かない毎日で
あまり本も読めず、掲示板を見に来ても書き込む気力もな
くという状態でした・・。それでもやっと最近足沢さんの
新訳の「小さな家」を手にとってみました。正直発売予定リストにあがったときには足沢さんのようなベテランがいまさらなぜ?と思いましたが読んでみて結局「小さな家大好き!」だから
なんだなあと思いました。
私も久しぶりに楽しい読書をしました。
(最近は卒論の資料ばかりでなかなか趣味の読書はできません・・・)

去年から地域文庫でボランティアをしていますが、最近は
小さな家を自力で読める小・中学生はほとんどいません。
新刊は字が大きく装丁もかわいらしいので、新たなファンが生まれることを期待したいと思います。

vegaさま
狭い伊那谷のこと、どこかですれ違っているかもしれませんね。
私のローラへの憧れも図書館で育てられました。
そのときに助けてくれた人たちに近づきたくて司書を目指していますが、なかなか難しいです。



1105. Re^2: どうも たかし  2005/08/07 (日) 00:27
あの流れの音はプラムクリークではなかったのですね。残念!

> Tall Grassにだけ覆われたPrarieを歩く時、Laura、Paが感じていた"Go West"の精神を思いました。Prarieは生きていているかのようで、"西"にLaura達をいざなった雰囲気が心をくすぐりました。

当時の人々が共有したfrontier spirit は理解出来たとしても、大草原の醸し出す自由へ熱い思いは、その地に立った者でなければなかなか想像しがたいほどに甘く、どうも魅惑的な感情なのかもしれませんね。
いろいろ情報、ありがとうございました。

じいちゃんやとうさんが幌馬車で西へ西へと向かっていた頃から、たった50年かそこらでもう、ローラやローズは鉄道や車で西海岸のカリフォルニアまで到達し、さらには飛行機にも乗る時代になってしまいました。当時の時代の流れはあまりにも急速で、世界はすっかり変貌を遂げてしまいましたね。
便利が良いのか…、不便が良いのか…。



1104. プラムクリーク キャラコ  2005/08/02 (火) 23:17
皆さんのメッセージを読みながら昨夏訪れたプラムクリークを思い出しています。ウィスコンシンのぺピンからインガルス一家の足跡をたどる旅をしました。プラムクリークのキャンプ場を朝日とともにデ・スメットへ向け出発しましたが、よく晴れた本当に静かで美しい朝でした。
キャンプ場からルート14へ出るまでの畑の間の細い一本道を、ガタガタとキャンピングカーを走らせながらローラ一家の馬車の旅を重ねてみたり。(便利な時代に生まれてよかった、というのが本音ですが)
別の機会にマローンも訪ねました。小さな家シリーズの記念館はどこへ行ってもみなさん親切ですね。ローラの物語がたくさんの人々に愛されていることを感じます。



1102. Re: どうも ioio2003  2005/08/01 (月) 01:24
> 小鳥の声、チッ、チチチチチと聞こえますね。ローラのように繊
> 細にはとても表現出来ませんが。流れの音はプラム・クリークですか。
> 臨場感があって良いものを聞かせてもらいました。

プラムクリーク自体はとても静かな流れの場所でしたので音のする場所は殆どありませんでした。音のする沢というよりは、木陰に静かに流れる小川といった雰囲気で表現するのが適切な感じです。この流れの音は一般公開されているプラムクリークから少し北の方に自分自身で徘徊してみて見つけた流れの音のある場所で記録した音です。(実際のプラムクリークでは流れに音のある場所は少ないです)On the Banks of Plum Creekを読むと、Lauraが住まいのdugouotから少し離れた場所にあるCreekの深みに内緒で行く場面があります。Paとの約束で(深くて危ないから)決して行ってはならないといわれていた場所です。結局、途中、LauraはBadger(日本語でアナグマかな?)に遭遇し怖くなって帰ってきてしまいました。私は@Plum CreekのDugout周辺にこのCreekの深みがどこかにあるのではないか?APlum CreekのDugout周辺に今でもBadgerが棲んでいるのではないか?と考えてそれを探しながら周囲の草原部分を徘徊したのです。周囲は大半は畑でしたが当時の面影を残すと思われる草原Prarieはわずかながら残ってました。結局どちらも見つかりませんでしたが、私は"明らかな道のない"このTall Grassにだけ覆われたPrarieを歩く時、Laura、Paが感じていた"Go West"の精神を思いました。Prarieは生きていているかのようで、"西"にLaura達をいざなった雰囲気が心をくすぐりました。
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/~kojsakai/laura/DSCN1070.MOV
すでに現在、人類は月にまでいたり未開な場所、道路はおろか人の痕跡すら全くない場所に足を踏み入れることは難しいものです。(Paが常に心に抱いていたような)当時のような夢をもつことは今は難しい世界になってしまったと言わざるを得ないとシミジミ感じました。



1101. どうも たかし  2005/07/30 (土) 00:06
vegaさん:
いえいえ、どういたしまして。恐縮です。
どうか、研究・勉強なさってくださいね。また、何か発見されたら教えて下さい。
ローラや当時の人々の生き方からは、年齢にかかわらず、教わることがずいぶん多いように思います。生きていく上で何らかの強い支えにもなってくれるようです。それが時代を超えて、いつまでも多くのひとびとに親しまれる理由にもなっているのではないでしょうか。

ioio2003さん:
小鳥の声、チッ、チチチチチと聞こえますね。ローラのように繊細にはとても表現出来ませんが。流れの音はプラム・クリークですか。臨場感があって良いものを聞かせてもらいました。

矢次さん:
> 大人になって思い出す子供時代はやはり楽しく懐かしいもので、……
そうですね。「いちばん良いのは現在」というのは建前で、人生でいちばん良いのはやはり子供時代かもしれませんね。ローラも、きっとそう思ったのでしょう。